朝起きれない、が変わった!リミーニングアート書道コーチング事例
リミーニングアート書道スクールでのコーチング事例をお届けします。
〇コーチ:リミーニングマート書道コーチ訓練生
「書」には、潜在意識の課題が現れる
はい!できちゃうんです。
ではまず、1日の過ごし方を考える前に…今回のコーチングのテーマ、目標を決めましょう。
これからEさんは、どうしたいですか?
なるほど、書き始めから、重たかったんですね。
じゃあ、その書を、Eさんの『1日の過ごし方』と見立てると、どんな1日だと思いますか?
…あー、最初の、重かったところが、朝ですね!
私、朝弱くて…ダラダラしちゃうんですよ…この書みたいに、動きが重たい…
「豆」のあたりが昼で、最後の横線が夜です。
朝が重たい、ムダに時間を使っているせいいで、どんどん下が詰まってきて、小さく書いてますね。
最後の横線が、夜に、(まだやることたくさんあるのに、もう寝なきゃ…)って、不満足に寝ているところです(笑)
…この1日の過ごし方してたら、良いキャッチコピーできないと思います…(笑)
朝起きれなくて、焦って仕事を終わらせる~!みたいなのは辞めないと、目標達成、厳しいよ、ってことかな…。
「書」をどう書きたいかに、課題解決のヒントがある
では、いったん目標のことは置いておいて。
書をよく見てください。
次は、どのように書きたいですか?
上から書くと詰まるから…あ、下から書いてみようかな。1日を、夜から考えて、逆算するみたいに。
うーん、下から書き始めて、途中までは気持ちよかったんですけど…
癶のあたりで、すごく抵抗感が出てきました。
夜から逆算したら、朝この時間に起きなきゃいけない…みたいなのが、嫌だなーって。
朝、ゆっくりしたいよ~!!って、気持ちが出てきました(笑)
そうです。
うーん、私やっぱり、朝はゆっくりしたいのかな…朝は頑張りすぎないで、昼と夜に頑張るスタイルでも、いいのかも…
…あっ!!待てよ!
朝起きたくない、って思ったんですけど…
でも私、これ書いてるとき、全然気持ちよくなかったです。
この字も、全然好きじゃないです!
だから、心から望んでることではないのかと!!
じゃあ、もう一度「書」に戻りましょう。
次は、どう書きたいですか?
書けました!
今度は、書いていて気持ちよかったし、書も好きです!
どうして今回は、良い書が書けたんですか?さっきと何が違いました?
1日の終わり、どんな成果物ができていたらいいか考えて、そこから逆算して1日を考えます。朝は、軽く動いて、リズミカルに過ごしたいので、重たい仕事は持ってこないようにします。
簡単なエクササイズをして、体を目覚めさせることから始めようかな。
この書を書いているときは、体を動かすのが気持ちよかった。それに、軽やかに動いているこの書は、すごく素敵に見えます。だから、体を動かすのが嫌い!っていうのも、単なる思い込みだったのかも。
簡単で、リズミカルな動きなら、好きなのかもしれません。
では、まとめていきましょう。
今日の気づきをもとに、これから2週間、1日をどんな風に過ごしますか?
12:00~17:00までの5時間以内で終わる内容で設定します。朝は、起きてすぐ、軽く体を動かすストレッチとお風呂、軽い気持ちでできる仕事だけにして、仕事のリズムをつけます!
コーチングその後…
コーチ!
朝、いつもより1時間早く起きれました!!朝トレもしました!
この運動嫌いだった私が!!夫もびっくりしてます(笑)
書は「潜在意識の望み」を教えてくれる
いかがでしたか?
今回は、朝起きれなかったEさんが、起きて1日を快適に過ごせるようになったコーチングの流れを赤裸々に語ってくれました。
今回のコーチングで、最も重要だったポイントは、Eさんが、「体が気持ちよいかどうかを、自分でしっかり感じ取れた」ことでした。
人は、「向き合いたくないテーマ」「解決するのが難しい」と思っている課題からは、無意識に、逃げようとする傾向があります。
例えそれが自分にとって不都合なことでも、変化することは恐ろしいからです。
ですが、「書」を通じて、
●書きあがった書に、満足してる?
この2つの質問に答えてみたら、自分の潜在意識の答えから、目を背けずにすみます。
思考は嘘をついても、体は嘘をつかないからです。
この方法を使うと、一般的には難しいといわれている「自分で自分をコーチングする」ことも可能になります。
リミーニングアート書道コーチングの可能性は、無限大です!